衛星放送で、「スカパー」という会社がある。この会社は、本当にバカである。クソ会社である。
この会社、「スカパー」は、2018年に「サッカー選手、奥寺康彦氏」に関する動画をユーチューブにアップした。
奥寺氏が、アジア人初の選手として、ヨーロッパのプロ・リーグに挑戦した」という歴史を説明する動画である。
しかし、そこに大きな間違いがあった。
注: 最初にヨーロッパのプロ・リーグに挑戦したアジア人は、奥寺康彦氏ではありません。
最初の挑戦者は、香港人のフォワード、チャン・チ・ドイ(Cheung Chi Doy)です。
彼は、1960~62年の間、イングランド1部リーグのチーム、ブラックプールに所属した。2シーズン在籍して「2試合出場、1得点」の成績だった。活躍できませんでした。
彼は、1軍で試合に出られず、リザーブ・リーグの試合にばかり出場しました。
ちなみに、彼は香港人だが、台湾代表で活躍しました。
スカパーは知識不足なので、奥寺氏を最初の挑戦者だと思っています。
今回、私がスカパーに向かって指摘した間違いは、この点ではありません。


私は、スカパーの間違いを指摘した。それを「その動画のコメント欄」で指摘した。
しかし、スカパーは、この動画を削除せず、「訂正して再アップする」という事は、現在も一切、やっていない。
2年以上過ぎても、まだやっていない。恐らく、永久にやるつもりがない。
それぐらい「いい加減な会社」である。
私は、スカパーが偉そうに「歴史を教える」という姿勢を見せながら、内容が間違っているのは、恥ずかしいし、大きな問題だと思う。
しかし、この会社、「スカパー」にとっては、「どうでもいいこと」 のようだ。
スカパーの説明は、どこが間違っているかというと、2点ある。

第1点は、「奥寺康彦氏の『ブンデスリーガ、初ゴール』として紹介しているゴールが、別の選手のゴールである」という事だ。

第2点は、スカパーは、
「ベルギー人選手が退団した事で、奥寺康彦が1FCケルンに入団した」と説明しているが、退団したのは、ベルギー人ではなく、デンマーク人選手だった。

そういう訳で、スカパーというのは、アホである。
「この会社で、サッカー番組を作っている人間は、サッカーの歴史を知らない」という事を露呈してしまった。
特に、「ベルギー人選手が退団した」と説明している時点で、ろくに当時の1FCケルンについて調べてないのが分かる。
なぜなら、当時は、外国人枠はたった2人だったので、強豪チームの外国人助っ人は名選手ばかりだったからだ。
だから、当時は外国人選手の数は少ないし、名手だらけなので、きちんと歴史を調べているならば、
「どの選手が入団した。退団した」という点について間違えることは、まず起きない。

そういう訳で、私のブログの読者の中で、現在、「スカパー」という会社を信頼している方が居られたら、「スカパーは信用できない。無知である。いい加減な会社である」、「サッカーの歴史に疎(うと)い会社だ」という事を、忠告しておきます。


  それでは、皆さん、さようなら。