【 ニュース・キャスター、久米宏は、偉大だった。】
ニュース・キャスターで、久米宏という人物が居る。
彼は、現在、もうニュース番組の司会者を引退している。
久米宏は、1980年代後半から2000年代前半まで、テレビ朝日で、「ニュース・ステーション」というニュース番組の司会者を務めていた。
私は、今、思うに久米宏は偉大だったと思う。
と言うのは、現在のマスコミ連中が、2010年代に、自民党、安倍晋三政権に対して行った批判の甘さ、緩さというのが、目に余るモノだったからである。
安倍晋三が酷いことをやっていても追及が甘く、安倍ら悪徳政治家たちが増長するだけであった。
安倍らは、「公文書の書き変え」を官僚に指示した。その結果、兵庫県の役人は自殺をした。
赤木俊夫さん(享年 54)は、理不尽な命令に対して苦悩して、その結果、精神に異常をきたして自殺をした。
私は、この事件は本当に酷いと思っている。
そして、現在、日本国民がこの件に関心を持たず、安倍ら政治家に対して、質問、批判を一切、止めて「忘却状態」になっているのが、もっと酷いと思っている。
結局、この事件は、「誰が『公文書の書き変え』を指示したのか?」という点については、未だに不明である。マスコミがしつこく追及するのを放棄したので、真相は不明という状態で終わっている。
私は、この事件は政権が終了する程の酷い事件だと思っていたが、結局、日本のマスコミの追求が甘く、マスコミに携わる人間が「正義感不足」なので、安倍は追及から逃れて仕事を続けることが出来た。
つまり、私は、安倍政権が長期政権を築けたのは、日本のマスコミ連中のレベルの低さが大きく関係していたと思うのである。
1990年代前半、自民党は、政権を失った。
私は、これは当時、「ニュース・ステーション」のキャスターだった久米宏の活躍が大きかったと思う。
久米宏は、自民党の腐敗政治を番組で批判していた。
私は、久米のその鋭い批判が、「自民党が政権を失う」という事態まで持って行けたと思っている。
私は、2010年代に、久米宏が引き続き、ニュース番組の司会者をやっていたら、自民党、安倍晋三政権というのは、ここまで延命をしなかったし、選挙でもここまで勝利しなかったと思っている。
私は、現在のテレビ局でニュース番組の司会をやっている人間の顔を見ても、そこには、「正義心にかられて」とか、「何としてでも日本を良くする為に、危険でも意見を言う」、「悪を懲らしめる為に、しつこく追及をする執念」など、そういうモノを全然、感じない。
私には、「ええとこのぼっちゃん」が偏差値の高い大学を出てアナウンサーになって、「面倒なことを犯さず、給料を貰えればそれでいい」というような正義心の欠落した低い精神性があることしか感じない。
私は、この事件は本当に酷いと思っている。
そして、現在、日本国民がこの件に関心を持たず、安倍ら政治家に対して、質問、批判を一切、止めて「忘却状態」になっているのが、もっと酷いと思っている。
結局、この事件は、「誰が『公文書の書き変え』を指示したのか?」という点については、未だに不明である。マスコミがしつこく追及するのを放棄したので、真相は不明という状態で終わっている。
私は、この事件は政権が終了する程の酷い事件だと思っていたが、結局、日本のマスコミの追求が甘く、マスコミに携わる人間が「正義感不足」なので、安倍は追及から逃れて仕事を続けることが出来た。
つまり、私は、安倍政権が長期政権を築けたのは、日本のマスコミ連中のレベルの低さが大きく関係していたと思うのである。
1990年代前半、自民党は、政権を失った。
私は、これは当時、「ニュース・ステーション」のキャスターだった久米宏の活躍が大きかったと思う。
久米宏は、自民党の腐敗政治を番組で批判していた。
私は、久米のその鋭い批判が、「自民党が政権を失う」という事態まで持って行けたと思っている。
私は、2010年代に、久米宏が引き続き、ニュース番組の司会者をやっていたら、自民党、安倍晋三政権というのは、ここまで延命をしなかったし、選挙でもここまで勝利しなかったと思っている。
私は、現在のテレビ局でニュース番組の司会をやっている人間の顔を見ても、そこには、「正義心にかられて」とか、「何としてでも日本を良くする為に、危険でも意見を言う」、「悪を懲らしめる為に、しつこく追及をする執念」など、そういうモノを全然、感じない。
私には、「ええとこのぼっちゃん」が偏差値の高い大学を出てアナウンサーになって、「面倒なことを犯さず、給料を貰えればそれでいい」というような正義心の欠落した低い精神性があることしか感じない。
私は、政治というのは、「マスコミの連中が、危険でも勇気を持って政権批判をする」という姿勢がなければ、「悪政がはびこる」と思っている。
現在、自民党が長期政権を築いていることに関して、その理由は、「野党が情けないからだ」という人が居る。
私は、その意見は正しいと思う。
しかし私は、更に、
「マスコミの連中が、昔に比べて劣化している。国民の為、国の為に、危険であっても勇気を持って批判する」という姿勢に欠けていることが大きいと思う。
現在、自民党が長期政権を築いていることに関して、その理由は、「野党が情けないからだ」という人が居る。
私は、その意見は正しいと思う。
しかし私は、更に、
「マスコミの連中が、昔に比べて劣化している。国民の為、国の為に、危険であっても勇気を持って批判する」という姿勢に欠けていることが大きいと思う。
現在、日本の総理大臣は、菅 義偉(すが よしひで)になった。
菅は、「森友学園の公文書、書き変え事件」に関係している。
菅は、安倍晋三政権で、官房長官を務めていた。
しかし、日本のマスコミが、菅に向かって、「文書の書き変えが指示され、パワハラ殺人が行われた」
という事について、質問する人間は居ない。
菅に対して、「この事件について、国民に対してきちんと説明しろ」というマスコミの人間は、1人も居ない。
私は、赤木俊夫さんの死を、無念を無駄にしてはいけないと思う。
私は、この追及をしないという事は、赤木さんを犬死にさせたのと同じだと思っている。
私は、私以外の日本国民のほぼ100パーセントが、この件に関して、もう忘却状態にして、菅義偉に対して、何も批判しないことが恐ろしいと思っている。
日本人には、正義心があるのか? と思っている。
恐らく、日本人は、「自分は、赤木俊夫氏のような状態に追い込まれる可能性はない」として、赤木氏が自殺した事件について深く考えていないのだと思う。
私は、その日本人の無関心さは問題であり、社会の退化であり、人間性の劣化だと思っている。
それでは、皆さん、さようなら。