【 サッカー記者、藤坂ガルシア千鶴の酷さ。藤坂は、ウソを言っている。
藤坂は、日本人に、フェルナンド・ガゴ監督が「ポジショナルプレーをやっている」と、間違った説明をしている。】
&
【 特集。 フェルナンド・ガゴ監督の戦術。】
私は、インターネットで、サッカー記者、藤坂ガルシア千鶴という人のツイッターを見た。
すると、藤坂は、以下のような投稿をしていた。

藤坂は、日本人に、フェルナンド・ガゴ監督が「ポジショナルプレーをやっている」と、間違った説明をしている。】
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【 特集。 フェルナンド・ガゴ監督の戦術。】
私は、インターネットで、サッカー記者、藤坂ガルシア千鶴という人のツイッターを見た。
すると、藤坂は、以下のような投稿をしていた。

【写真解説】
藤坂ガルシア千鶴が、ツイッターで上げていた動画と文章です。
黒い服を着ている男性は、フェルナンド・ガゴ監督です。
私は、この藤坂の説明を聞いて、非常に不思議に思った。
それは、藤坂が「フェルナンド・ガゴ監督が、ポジショナルプレーを志向している」と説明していたからである。
私は、アルゼンチンの有名スポーツ新聞、「オレ」紙を閲覧する事が多い。
そして私は、以前、「オレ」紙のサイト内検索で、「ポジショナルプレー」という単語を検索しても、なんと5件しか記事がヒットしなかったからだ。
そして、ポジショナルプレーについて詳細に説明しているのは、その内、僅か2件だった。
それ程に、「ポジショナルプレー」という戦術用語は、南米では使用されていないのだ。
故に、私は、藤坂が「ガゴ監督が、ポジショナルプレーを志向している」と説明している事に、大きな疑問を抱いたのだ。
私は、「それは、本当なのか?」と思ったのだ。
そして、私は調べてみた。すると、藤坂が説明している内容と、正反対だったのだ。
これから、それを皆さんに説明する。
まずは、2021年、1月22日、フェルナンド・ガゴが、アルドシビの監督に就任した記者会見でのコメントを紹介する。
これは、「ラ・ナシオン」紙で発行された記事である。
記事タイトルは、
「Fernando Gago, inspirado por el DT de España: "Luis Enrique me abrió la cabeza y me hizo entender el juego"」
これを和訳すると、
「フェルナンド・ガゴ、スペイン代表の監督に影響を受けた。”ルイス・エンリケは、私の頭を開き、プレーの仕方を理解させた”」である。
ガゴは、この記事で、自分が好むサッカー・スタイルについて以下のように述べた。
「私は、アルドシビで、まだ、たった1回、トレーニングしたばかりなので、今日、チーム・スタイルを説明するのは難しいです。しかし、私が好むサッカー・チームは、ボールを上手く扱いプレーする、ポゼッションをする、激しさがあるチームであることは確かです。
以下が、その原文です。
「El estilo es difícil decirlo hoy, con un sólo entrenamiento. Pero sí está claro que me gustan los equipos que jueguen bien a la pelota, que tengan posesión, que sean intensos. 」
更に、ガゴは、「影響を受けた監督は?」 という質問について以下のように述べた。
「私が、イタリアのASローマでプレーした時、監督だったルイス・エンリケです。 私はいつも、一番、優れた監督は、ルイス・エンリケだと言っています。ルイス・エンリケは、私の頭を開かせ、プレーの仕方を理解させました。皆さんが、ルイス・エンリケが行っているゲーム・モデルについて考えるのは、明らかに難しいでしょう。なぜなら、ルイス・エンリケのようなやり方をしている監督はほとんど居ないからです。私は、現在、スペイン代表を率いているルイス・エンリケ監督について話しています。
私は、ルイス・エンリケのコンセプトから多くを学びました。そして、私は、アルドシビが、そのルイス・エンリケのプレーの仕方ができるようになる為に頑張りたいです」と語った。
以下が原文です。
「Gago eligió a un técnico específico a la hora de señalar aquellos que lo han marcado: Luis Enrique, con quien trabajó en Roma, de Italia. "Siempre me identifiqué y dije que el mejor que tuve fue él. Fue Luis quien me hizo abrir la cabeza y entender el juego. Obviamente que va a ser difícil pensar en un modelo de juego así porque ese modelo lo hacen muy pocos entrenadores y estamos hablando del técnico de la selección de España. Aprendí mucho de sus conceptos e intentaremos que a Aldosivi se lo reconozca por una forma de jugar", dijo.」
私は、ルイス・エンリケ監督が、どういうサッカーをしているのか詳しくは知らない。
しかし、私が知っている範囲で言うならば、ルイス・エンリケは、世間的に、ポジショナルプレーをする監督という捉え方をされていないのではないか?と思う。
私は、ルイス・エンリケは、むしろ、「カウンター」のサッカーをする監督で有名なのではないか?と思う。
私は、ルイス・エンリケがどういう戦術を使う監督なのか、詳しくは知らなかったので、その後、
「ルイス・エンリケ監督のスペイン代表の戦術を説明しているサイト」を調べた。戦術解説のサイトを見つけた。
そこでは、以下のような文章が書かれていた。
「スペイン代表チームのシステムは、FCバルセロナの4-3-3システムと同じですが、代表チームは、より垂直的なチームです(縦のサッカーをするという意味)。 こうなっている理由は、基本的に、ルイス・エンリケ監督が、代表チームでは、他の特徴を持った選手を自由に起用できるからです。そして、代表チームの選手は、 ポジショナルプレーを実現できるような豊かな能力がないからです。」
以下が、原文である。
「Aunque la organización es la misma que en el Barcelona, el 4-3-3, la Selección es un equipo más vertical. Es así porque básicamente tiene otro perfil de futbolistas a su disposición; no con tanta capacidad de implementar un juego posicional. 」
以上である。
つまり、サッカー評論家が、現在、ルイス・エンリケ監督が率いているスペイン代表を分析すると、「ポジショナルプレーをやっていない」と説明しているのだ。
私のこの引用に疑問がある方は、以下のサイトを見て頂きたい。
以下が、私が、上記の文章を引用したサイトである。
↓
https://es.coachesvoice.com/analisis-las-variables-tacticas-de-luis-enrique/
続いて、2021年、2月26日に発行された、「オレ」紙の記事を紹介する。
これは、フェルナンド・ガゴ監督が、「自分のサッカー観」 を披露した内容である。
記事のタイトルは、「Gago: “La forma no se negocia”」 である。
これを和訳すると、「ガゴ監督、” 形は、決まっていない ”。」である。
ガゴ監督は、記者会見で、次のように述べた。
「私のチームは、プレイの形を持っている。それは、決められていない(臨機応変、柔軟性があるという意味)。
私のチームは、ある時は、見栄え良く、ボールを回す。そして、またある時は、縦に攻めるサッカーをしないといけない。しかし、チーム(選手達)は、それらのシステムを理解し、適応して行っている。それは、とても重要な事だ」
以上である。 これの原文が以下である。
"Tenemos una forma de jugar y eso no se negocia, por momentos más vistoso, más circulación y en otros momentos deberíamos ser más directos, pero el equipo se va adaptando a entender los sistemas, eso es muy importante",
藤坂ガルシア千鶴が、ツイッターで上げていた動画と文章です。
黒い服を着ている男性は、フェルナンド・ガゴ監督です。
私は、この藤坂の説明を聞いて、非常に不思議に思った。
それは、藤坂が「フェルナンド・ガゴ監督が、ポジショナルプレーを志向している」と説明していたからである。
私は、アルゼンチンの有名スポーツ新聞、「オレ」紙を閲覧する事が多い。
そして私は、以前、「オレ」紙のサイト内検索で、「ポジショナルプレー」という単語を検索しても、なんと5件しか記事がヒットしなかったからだ。
そして、ポジショナルプレーについて詳細に説明しているのは、その内、僅か2件だった。
それ程に、「ポジショナルプレー」という戦術用語は、南米では使用されていないのだ。
故に、私は、藤坂が「ガゴ監督が、ポジショナルプレーを志向している」と説明している事に、大きな疑問を抱いたのだ。
私は、「それは、本当なのか?」と思ったのだ。
そして、私は調べてみた。すると、藤坂が説明している内容と、正反対だったのだ。
これから、それを皆さんに説明する。
まずは、2021年、1月22日、フェルナンド・ガゴが、アルドシビの監督に就任した記者会見でのコメントを紹介する。
これは、「ラ・ナシオン」紙で発行された記事である。
記事タイトルは、
「Fernando Gago, inspirado por el DT de España: "Luis Enrique me abrió la cabeza y me hizo entender el juego"」
これを和訳すると、
「フェルナンド・ガゴ、スペイン代表の監督に影響を受けた。”ルイス・エンリケは、私の頭を開き、プレーの仕方を理解させた”」である。
ガゴは、この記事で、自分が好むサッカー・スタイルについて以下のように述べた。
「私は、アルドシビで、まだ、たった1回、トレーニングしたばかりなので、今日、チーム・スタイルを説明するのは難しいです。しかし、私が好むサッカー・チームは、ボールを上手く扱いプレーする、ポゼッションをする、激しさがあるチームであることは確かです。
以下が、その原文です。
「El estilo es difícil decirlo hoy, con un sólo entrenamiento. Pero sí está claro que me gustan los equipos que jueguen bien a la pelota, que tengan posesión, que sean intensos. 」
更に、ガゴは、「影響を受けた監督は?」 という質問について以下のように述べた。
「私が、イタリアのASローマでプレーした時、監督だったルイス・エンリケです。 私はいつも、一番、優れた監督は、ルイス・エンリケだと言っています。ルイス・エンリケは、私の頭を開かせ、プレーの仕方を理解させました。皆さんが、ルイス・エンリケが行っているゲーム・モデルについて考えるのは、明らかに難しいでしょう。なぜなら、ルイス・エンリケのようなやり方をしている監督はほとんど居ないからです。私は、現在、スペイン代表を率いているルイス・エンリケ監督について話しています。
私は、ルイス・エンリケのコンセプトから多くを学びました。そして、私は、アルドシビが、そのルイス・エンリケのプレーの仕方ができるようになる為に頑張りたいです」と語った。
以下が原文です。
「Gago eligió a un técnico específico a la hora de señalar aquellos que lo han marcado: Luis Enrique, con quien trabajó en Roma, de Italia. "Siempre me identifiqué y dije que el mejor que tuve fue él. Fue Luis quien me hizo abrir la cabeza y entender el juego. Obviamente que va a ser difícil pensar en un modelo de juego así porque ese modelo lo hacen muy pocos entrenadores y estamos hablando del técnico de la selección de España. Aprendí mucho de sus conceptos e intentaremos que a Aldosivi se lo reconozca por una forma de jugar", dijo.」
私は、ルイス・エンリケ監督が、どういうサッカーをしているのか詳しくは知らない。
しかし、私が知っている範囲で言うならば、ルイス・エンリケは、世間的に、ポジショナルプレーをする監督という捉え方をされていないのではないか?と思う。
私は、ルイス・エンリケは、むしろ、「カウンター」のサッカーをする監督で有名なのではないか?と思う。
私は、ルイス・エンリケがどういう戦術を使う監督なのか、詳しくは知らなかったので、その後、
「ルイス・エンリケ監督のスペイン代表の戦術を説明しているサイト」を調べた。戦術解説のサイトを見つけた。
そこでは、以下のような文章が書かれていた。
「スペイン代表チームのシステムは、FCバルセロナの4-3-3システムと同じですが、代表チームは、より垂直的なチームです(縦のサッカーをするという意味)。 こうなっている理由は、基本的に、ルイス・エンリケ監督が、代表チームでは、他の特徴を持った選手を自由に起用できるからです。そして、代表チームの選手は、 ポジショナルプレーを実現できるような豊かな能力がないからです。」
以下が、原文である。
「Aunque la organización es la misma que en el Barcelona, el 4-3-3, la Selección es un equipo más vertical. Es así porque básicamente tiene otro perfil de futbolistas a su disposición; no con tanta capacidad de implementar un juego posicional. 」
以上である。
つまり、サッカー評論家が、現在、ルイス・エンリケ監督が率いているスペイン代表を分析すると、「ポジショナルプレーをやっていない」と説明しているのだ。
私のこの引用に疑問がある方は、以下のサイトを見て頂きたい。
以下が、私が、上記の文章を引用したサイトである。
↓
https://es.coachesvoice.com/analisis-las-variables-tacticas-de-luis-enrique/
続いて、2021年、2月26日に発行された、「オレ」紙の記事を紹介する。
これは、フェルナンド・ガゴ監督が、「自分のサッカー観」 を披露した内容である。
記事のタイトルは、「Gago: “La forma no se negocia”」 である。
これを和訳すると、「ガゴ監督、” 形は、決まっていない ”。」である。
ガゴ監督は、記者会見で、次のように述べた。
「私のチームは、プレイの形を持っている。それは、決められていない(臨機応変、柔軟性があるという意味)。
私のチームは、ある時は、見栄え良く、ボールを回す。そして、またある時は、縦に攻めるサッカーをしないといけない。しかし、チーム(選手達)は、それらのシステムを理解し、適応して行っている。それは、とても重要な事だ」
以上である。 これの原文が以下である。
"Tenemos una forma de jugar y eso no se negocia, por momentos más vistoso, más circulación y en otros momentos deberíamos ser más directos, pero el equipo se va adaptando a entender los sistemas, eso es muy importante",
以上のように、ガゴ監督は、「ポジショナルプレーをやっている」などとは、一言も述べていないのだ。
ガゴ監督が理想とするルイス・エンリケ監督のサッカー・スタイルというのは、「ポゼッションもするし、カウンターもする。2つの戦術を併用している」というモノだ。
皆さんにとっては、上記のガゴ監督の説明は分かりづらいかも知れない。しかし、私は、このガゴの説明は、ルイス・エンリケのサッカー・スタイルと似ていると思った。
私の印象では、FCバルセロナ時代のルイス・エンリケのチームは、ポゼッションだけでなく、カウンターもするチームだった。両方するチームだった。だから、私には、ガゴ自身の説明で、ガゴの目指すサッカー・スタイルが、よく理解できた。
次に、私は、藤坂がツイッターにアップした、上記の写真で紹介している試合について調べることにした。
私は、その試合後のガゴ監督のコメントを調べることにしたのだ。
これは、2021年、3月21日、「オレ」紙に掲載された記事である。
記事のタイトルは、「Gago y el arte de convencer al jugador.」
これを和訳すると、「ガゴ監督と選手を説得する芸術」である。
この記事で、記者は、以下のように書いている。
「ガゴ監督のアルドシビのスタイルは、グアルディオラのマンチェスター・シティでもクロップのリバプールでもありません。
アルドシビは、サンロレンソを倒したが、後半は苦しんだ。望んでいなかった試合内容となった。
第6節が終了して分かったことは、フェルナンド・ガゴ監督は、明確なアイディアを持った監督であり、それを選手に伝えることができる人物だという事だ。
ガゴ監督の会見では、流行っているサッカーの馬鹿げた原理主義を聞くことはない。
ガゴ監督は、もし「ボールを止める」ことの重要性を強調しなければいけない時、迷うことなく、それを選手に指示する。ガゴ監督は、全くグアルディオラ、クロップの両監督のステレオタイプの手法に加わるつもりはなく、理想主義でも、現実主義でもない。
ガゴ監督は、選手に『ボールを保持しろ、良い連係をしろ、流動的に動け、スペースを作れ』ということを求め、それを繰り返し、指導しています。」
以下が、原文である。
「Aldosivi no es ni el City de Guardiola ni el Liverpool de Klopp. Aunque le ganó a San Lorenzo, sufrió el segundo tiempo y terminó jugándolo donde menos quería. Pero en el balance de estas seis fechas, se puede aventurar que Fernando Gago es un entrenador de esos claros en su idea y que evidentemente contagian, convencen. En el discurso del DT no se escuchan fundamentalismos absurdos de moda y si hay que destacar la importancia de la “pelota parada”, lo hace sin problemas. Lejos de afiliarse a los encasillamientos que enfrentan en bandos a los técnicos, no se siente ni idealista ni pragmático y repite que se trata de buscar “tenencia, buenas asociaciones, tener circulación, generar espacios”.」
このように、「オレ」紙の記事では、藤坂が説明したのとは、全く正反対のことが説明されているのだ。
藤坂は、日本人に「ガゴ監督が、ポジショナルプレーを志向している」と説明している。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は、ポジショナルプレーの戦術を使用している事で、非常に有名な監督である。グアルディオラ監督は、「ポジショナルプレー」の代名詞とでも言うべき監督である。
しかし、「オレ」紙では、
「ガゴ監督のサッカーは、ジョゼップ・グアルディオラのサッカーでも、ユルゲン・クロップのサッカーでもない。どちらの馬鹿げたサッカーの流行にも加わらない」
と説明されているのだ。
私は、これを読み、藤坂に対して、大きな不信感を抱いた。
と言うのも、この藤坂という人物は、雑誌「フットボリスタ」に寄稿している人間だからだ。
私は、藤坂も、雑誌「フットボリスタ」と同じく、この「ポジショナルプレー」という戦術が、「世界的に流行していると、日本のサッカー・ファンに思わせようとしているのでは?」 と思い始めた。
私は、藤坂は、そのように、雑誌「フットボリスタ」と同じく、新戦術詐欺商売に加担しているので、このような事実と違う、勝手な事を発言しているのでは?と思い始めた。
私は、以上のような疑いを持った。
私は、自分のアメーバ・ブログで(注: 現在は、消滅しています)、雑誌「フットボリスタ」を批判している。
その理由は、雑誌「フットボリスタ」は、「新戦術詐欺商売」をしているからだ。
また、「世界で流行っていない戦術を流行っているというデマを流している」からだ。
その一番の例が、「ポジショナルプレー」、「ストーミング」である。
私は、「ポジショナルプレー」という戦術は、FCバルセロナ界隈(かいわい)、スペイン・サッカー界隈(かいわい)でしか流行っていないと思っている。
その理由は、前述したように、私は、「オレ」紙でサイト内検索したら、ヒットした記事数が、驚くほど少なかったからだ。
その為、今回、藤坂が、「ガゴ監督は、ポジショナルプレーを志向している」と説明したので、私はそれを不審に思い、再び「オレ」紙で調べた訳だ。
すると、今回、説明したように、藤坂が説明する事とは、大違いの記事が見つかったのである。
私は、これは本当に酷いと思う。
日本人サッカー記者というのは、ここまで日本のサッカー・ファンに向かって「ポジショナルプレー」という戦術が、世界で流行っていると思わせたいのだろうか?
私は、彼らがウソまでついて流行らそうと活動しているならば、これは本当に酷いと思う。
私は、雑誌「フットボリスタ」と、そこに寄稿する連中、浅野賀一、西部謙司、結城康平が酷いのは、以前から分かっていた。
しかし、藤坂まで、西部謙司、結城康平、浅賀賀一と同じ考えなのだろうか?と思った。それに驚いた。
とにかく、私は、日本には、本当にマトモなサッカー評論家が居ないと思う。
私には、彼らは、「ポジショナルプレー」という戦術が話題になれば、自分達の雑誌が売れるので、無理に流行らせようとしている。日本のサッカー評論家、出版社などは、皆で金儲けの為に、平気でウソまでついて協力しているのではと思い始めている。
それぐらい、彼らは、おかしな事をしている。
私のブログの数少ない読者だけでも、この日本の酷い現状を知って頂きたい。
それでは、皆さん、さようなら。
ガゴ監督が理想とするルイス・エンリケ監督のサッカー・スタイルというのは、「ポゼッションもするし、カウンターもする。2つの戦術を併用している」というモノだ。
皆さんにとっては、上記のガゴ監督の説明は分かりづらいかも知れない。しかし、私は、このガゴの説明は、ルイス・エンリケのサッカー・スタイルと似ていると思った。
私の印象では、FCバルセロナ時代のルイス・エンリケのチームは、ポゼッションだけでなく、カウンターもするチームだった。両方するチームだった。だから、私には、ガゴ自身の説明で、ガゴの目指すサッカー・スタイルが、よく理解できた。
次に、私は、藤坂がツイッターにアップした、上記の写真で紹介している試合について調べることにした。
私は、その試合後のガゴ監督のコメントを調べることにしたのだ。
これは、2021年、3月21日、「オレ」紙に掲載された記事である。
記事のタイトルは、「Gago y el arte de convencer al jugador.」
これを和訳すると、「ガゴ監督と選手を説得する芸術」である。
この記事で、記者は、以下のように書いている。
「ガゴ監督のアルドシビのスタイルは、グアルディオラのマンチェスター・シティでもクロップのリバプールでもありません。
アルドシビは、サンロレンソを倒したが、後半は苦しんだ。望んでいなかった試合内容となった。
第6節が終了して分かったことは、フェルナンド・ガゴ監督は、明確なアイディアを持った監督であり、それを選手に伝えることができる人物だという事だ。
ガゴ監督の会見では、流行っているサッカーの馬鹿げた原理主義を聞くことはない。
ガゴ監督は、もし「ボールを止める」ことの重要性を強調しなければいけない時、迷うことなく、それを選手に指示する。ガゴ監督は、全くグアルディオラ、クロップの両監督のステレオタイプの手法に加わるつもりはなく、理想主義でも、現実主義でもない。
ガゴ監督は、選手に『ボールを保持しろ、良い連係をしろ、流動的に動け、スペースを作れ』ということを求め、それを繰り返し、指導しています。」
以下が、原文である。
「Aldosivi no es ni el City de Guardiola ni el Liverpool de Klopp. Aunque le ganó a San Lorenzo, sufrió el segundo tiempo y terminó jugándolo donde menos quería. Pero en el balance de estas seis fechas, se puede aventurar que Fernando Gago es un entrenador de esos claros en su idea y que evidentemente contagian, convencen. En el discurso del DT no se escuchan fundamentalismos absurdos de moda y si hay que destacar la importancia de la “pelota parada”, lo hace sin problemas. Lejos de afiliarse a los encasillamientos que enfrentan en bandos a los técnicos, no se siente ni idealista ni pragmático y repite que se trata de buscar “tenencia, buenas asociaciones, tener circulación, generar espacios”.」
このように、「オレ」紙の記事では、藤坂が説明したのとは、全く正反対のことが説明されているのだ。
藤坂は、日本人に「ガゴ監督が、ポジショナルプレーを志向している」と説明している。
ジョゼップ・グアルディオラ監督は、ポジショナルプレーの戦術を使用している事で、非常に有名な監督である。グアルディオラ監督は、「ポジショナルプレー」の代名詞とでも言うべき監督である。
しかし、「オレ」紙では、
「ガゴ監督のサッカーは、ジョゼップ・グアルディオラのサッカーでも、ユルゲン・クロップのサッカーでもない。どちらの馬鹿げたサッカーの流行にも加わらない」
と説明されているのだ。
私は、これを読み、藤坂に対して、大きな不信感を抱いた。
と言うのも、この藤坂という人物は、雑誌「フットボリスタ」に寄稿している人間だからだ。
私は、藤坂も、雑誌「フットボリスタ」と同じく、この「ポジショナルプレー」という戦術が、「世界的に流行していると、日本のサッカー・ファンに思わせようとしているのでは?」 と思い始めた。
私は、藤坂は、そのように、雑誌「フットボリスタ」と同じく、新戦術詐欺商売に加担しているので、このような事実と違う、勝手な事を発言しているのでは?と思い始めた。
私は、以上のような疑いを持った。
私は、自分のアメーバ・ブログで(注: 現在は、消滅しています)、雑誌「フットボリスタ」を批判している。
その理由は、雑誌「フットボリスタ」は、「新戦術詐欺商売」をしているからだ。
また、「世界で流行っていない戦術を流行っているというデマを流している」からだ。
その一番の例が、「ポジショナルプレー」、「ストーミング」である。
私は、「ポジショナルプレー」という戦術は、FCバルセロナ界隈(かいわい)、スペイン・サッカー界隈(かいわい)でしか流行っていないと思っている。
その理由は、前述したように、私は、「オレ」紙でサイト内検索したら、ヒットした記事数が、驚くほど少なかったからだ。
その為、今回、藤坂が、「ガゴ監督は、ポジショナルプレーを志向している」と説明したので、私はそれを不審に思い、再び「オレ」紙で調べた訳だ。
すると、今回、説明したように、藤坂が説明する事とは、大違いの記事が見つかったのである。
私は、これは本当に酷いと思う。
日本人サッカー記者というのは、ここまで日本のサッカー・ファンに向かって「ポジショナルプレー」という戦術が、世界で流行っていると思わせたいのだろうか?
私は、彼らがウソまでついて流行らそうと活動しているならば、これは本当に酷いと思う。
私は、雑誌「フットボリスタ」と、そこに寄稿する連中、浅野賀一、西部謙司、結城康平が酷いのは、以前から分かっていた。
しかし、藤坂まで、西部謙司、結城康平、浅賀賀一と同じ考えなのだろうか?と思った。それに驚いた。
とにかく、私は、日本には、本当にマトモなサッカー評論家が居ないと思う。
私には、彼らは、「ポジショナルプレー」という戦術が話題になれば、自分達の雑誌が売れるので、無理に流行らせようとしている。日本のサッカー評論家、出版社などは、皆で金儲けの為に、平気でウソまでついて協力しているのではと思い始めている。
それぐらい、彼らは、おかしな事をしている。
私のブログの数少ない読者だけでも、この日本の酷い現状を知って頂きたい。
それでは、皆さん、さようなら。