私は、以前から、日本における、「大学スポーツの差別問題」を批判している。
これは、主に、「東京6大学野球」、「関東大学ラグビー」におけるリーグ構造についてである。これら2つのリーグは、「有名大学だけで集まってリーグ戦をやる。他の大学の参入を認めない」、「これらのリーグでは、降格が無い」という特徴がある。
今月、欧州では、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、「欧州スーパー・リーグ構想」というのを発表した。これは、欧州の人気チーム、ビッグ・クラブだけ参加できるリーグである。「欧州のビッグ・クラブ、12チームだけで行う新リーグを作る」というモノであった。
そうしたら、その直後に、世界中から猛批判を受けた。そして、たった2日でこの提案は消滅した。
そして、日本人のサッカー評論家、サッカー・ファンは、世界のサッカー・ファンと同じく、この構想を掲げたペレス会長を猛批判していた。
しかし、日本では、この「欧州スーパー・リーグ構想」と全く同じ酷い差別リーグがあるのだ。
しかも、100年以上やっているのだ。
それが、今回のブログの冒頭で紹介した、「東京6大学野球」と 「関東大学ラグビー」である。
それでは、皆さん、さようなら。



